武蔵水路で荒サイと利根サイを結ぼう!

 だいぶ前のことなのですが、荒川をサイクリングしているときに武蔵水路という水路を見つけました。調べてみるとこの水路は荒川の糠田橋付近から利根川の利根大堰までの約15kmを結んでいるみたいです。

 サイクリング中毒(?)のような私は、川を見るとその岸に自転車が通れるような道が整備されているかどうかがとても気になるもので、武蔵水路は恐らく河川ではなく水路という扱いなのでしょうが、川と同様に道があるか気にします。

 すると…

 道路、ありました!それも、すごくきれいな道路です!

 早速走ってみようというところですが、ここから利根大堰までの距離は普通に10kmを超えるみたいです。

 それにしても、利根大堰まで結ぶ…。どこかで似たようなものを聞いたことがあるような気が…。

 あ、緑のヘルシーロードか!

 実は武蔵水路、緑のヘルシーロードに若干近いルートです。

 緑のヘルシーロードの大きな弱点は道が狭いことやカーブが多いこと、信号、踏切などの要因であまりスピードが出ないことでしょう。なので、ヘルシーロードは「より短い時間で遠くへ」を求める人には向いていないのです。

 そこで、武蔵水路と荒川自転車道を組み合わせて使用します。

 たとえば「岩淵水門あたりから館林まで走ってくるヨ!」とか、「東京在住なんだけど、自転車で前橋のほうに行きたいんだ。で、まず利根川目指すんだけどどうやって利根川に行けばいいんだろう。」などのとき緑のヘルシーロードという手段もあるのですが、武蔵水路を使えば荒川自転車道経由のルートをつくることができるので、所要時間を短縮できるのではないでしょうか。

© OpenStreetMap contributors
青の線が荒川自転車道、緑の線が芝川自転車道とヘルシーロード、赤の線が武蔵水路です

 ほぼ一致とまではいかないですが、似た感じのルートです。

 今回軽く紹介した、名前がサ行が3つ、五十音順に並んでいる『むさしすいろ』ですが、もしかしたらロングライドのときに役立つのではないでしょうか。

 私は荒川サイクリングロードと利根川サイクリングロードを結ぶのには一番良いルートだと思います。 このルート以外の場合は普通の国道を使うことになるのではないでしょうか。

 上の写真は緑のヘルシーロードに合流するあたりの場所です。

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