今日、ヤフーを見ていたら川越線の荒川橋りょうを新しく造るという記事（鉄道チャンネル）を見つけました。内容としては、堤防を高くするのでそれに合わせて川越線の橋りょうも高くする必要があるとのことです。

　川越線の橋りょうは荒川自転車道をよくサイクリングする方には馴染みのあるものかと思います。荒川と入間川が合流する場所にあり、すぐ近くに上江橋があります。

　国土交通省にもこの工事に関するページがありました。『高さや幅が不足している』とのことなので、やはり堤防の工事は必須のようです。そして、その国土交通省のページの下のほうに、『JR川越線荒川橋りょうの架け替えに関するよくある質問と回答』というPDFのページがあります。気になるので読んでみます。

　読んだところ、【目的・概要などについて】の『質問１』からは、右岸も左岸も堤防の工事が行われることが分かります。また、【今後のスケジュール等について】の『質問９』からは、架け替えが終わったら古いほうの橋は撤去されるということが分かります。

　右岸も左岸も工事が行われるということですが、同時並行でそれをやるのかは分かりません。ただ、何かしらサイクリングに影響が出そうですね。迂回をすることになったりするかもしれません。

　知っている方もいるかと思いますが、この川越線の橋りょうの近くは、右岸は自転車専用道路としてのサイクリングロードが設けられておらず、右岸を走る場合は普通の狭い一般道を走らなければなりません。

　この堤防の工事が何kmにわたって行われるのか分かりませんが、もっとしっかり読んだり調べたりすると、どうやら調節地の工事の一環で工事が行われるようです。調節地整備なども含めた詳しい事業内容はこちら。

　調節地まで絡んでくると、もしかしたら長い距離にわたって堤防の工事が行われる可能性があるのではないでしょうか。そうすると、もしかしたら、本当にもしかしたら、堤防をかさ上げしたついでに新しく自転車専用道路がつくられるかもしれません。そうすれば車道を走る必要がなくなりますが…。

　…と、ちょっとした期待をしていますが、一方で見慣れた橋りょうが撤去されるのは何となく悲しいような、悲しくないような。

　この予定されている工事はかなり大規模なものになりそうな気がします。サイクリングが大変になったりするかもしれませんが、大切な治水工事なので私たちがその点を我慢するのは当然でしょう。